考え事：誹謗中傷

「誹謗中傷」という言葉が話題になっているけど…というツイートやらブログやらを見かけることが多くなると、僕は自動的にその件についてのツイートはしたくなくなる(ブログは書いちゃってる)。

「誹謗中傷する人を誹謗中傷する人」なんて言うのを見かけても、感情がシナシナになってしまう。

「自粛警察　警察」も、ウロボロスの絵を思い出す。

誹謗中傷というのは線引きがとても難しい。

思ったことを言って良い自由と、他人の人権侵害をしてはならないという決まり事。

その天秤は人によって違うので、まあ結論はつかない。

僕は、多分割とネットで愚痴を言ってしまうので、それが誹謗中傷と言われてしまえば、そうかも知れない。

ただ自分を弁護するならば、攻撃の手段で使うことはまずない。

それでも言っちゃダメって言われるのであれば、まあどうしようかというところ。

誹謗中傷はややこしいし、それを色々な綺麗事で非難する人たちも、そんなに好きじゃない。

誹謗中傷で自殺してしまうことがあり得る。

それは真剣に受け止めなければいけないし、芸能人のアンチ（ファンも）などは自覚を持った方が良いとは思う。

このことを思っているあたりで、僕はむず痒くなる。

そうは思うけど、思うことにどれほどの意味があるのだろうと考えてしまう。

僕は表舞台に立つ側の人間じゃないし、狂信的に何かを攻撃（応援）しているわけでもない。

結局のところ、誹謗中傷の被害者にも加害者にもなったことがない。

正確に言えば、実生活でそういうことはあったかも知れない。

（小さいことでも大きいことでも、誹謗中傷されたりしたりした。これがない奴はいない。絶対いない。断言する。ないと言っている奴は、相当な嘘つきか、自己防衛のために言っているだけだ。）

しかし、ネットでのそういう出来事が実感がないあまり、麻痺してしまっていると思う。

ネットでの発言は、みんな酔っ払っている、もしくは気が狂っていると思っている。

僕もそう思って欲しい。

だからといって良いわけではない。

誹謗中傷は悪いけど、誹謗中傷のことについて綺麗事をいう人も嘘だし、そのよくわからない渦を見かけると、僕ははっきり気持ち悪いと感じる。

このブログをやる利点は、テーマを決めてこねくり回して話せるので、文章が長くなり、Twitterだと自分で何が言いたかったのかわからなくなってしまっていたのを改善出来る点だ。

誹謗中傷のことを考えてわかったことは、考えても正解は見つからなかったということ。

それがわかれば一歩前進で、自分が色々なものとどう向き合うかを考えられると思う。

あと、ネットって表現ってなんなんだろうね。

使ってるけど、よくわからん。