考え事:詩の無間地獄
毎日のように考えること。
僕の詩は面白いのかということ。
詩に関しては、暗がりから外を見上げるようにしていること。詩はこうであらなければならないみたいなのは、やっぱり流行が作っていくんだなということ。
きっと僕が若い女になり、言葉を綺麗に使えば、詩壇は僕を受け入れるんだろうということ。
若い男の詩人が詩壇にチヤホヤされる構図は見たことがないなということ。
受け入れられたくもチヤホヤされたくもないけど、分厚い壁の向こう側にあるのが詩壇であること。
詩壇に気に入られたければ、諦めずに媚び続けろ、ということ。
教科書を読みまくり、「日本人の奥ゆかしさと日本の美しさ」について研究せよということ。
僕はそんなことはしたくない、ということ。
僕は僕の詩を愛さなければならないこと。
それでも作品を我が子のように扱う人の気持ちはわからないこと。
詩が好きで好きでたまらないこと。しかしなんなのかよくわかっていないこと。
色々な人の詩を見て思うこと。それについて発言するのは、僕はしたくないなと思うこと。
Twitterでの詩のハッシュタグの向こう側には、かなり、、、、なものが多いこと。
やっぱり発言しちゃダメだなと思うこと。
僕は詩を書き続けていきたいということ。
いつか絶対に見返してやる、って思うけど誰に対してとか何に対してとか恨みがあるわけでなく、漠然とした気持ちでそこにあること。
無限地獄にいる。
僕は詩を書いて本当に良かった。