考え事:夜という甘い誘惑
当たり前のように土日祝休みだ。
土日は、生活習慣が乱れる。
平日だってそうだ。
僕は夜が好きだ。
高揚感がする。考え事が捗る。やっとこさ眠くなってきたときにこしらえた詩が、朝や昼に書くものより良い気がする。
身体も熱くなる。
体内の暖炉に薪をくべているのは誰だろう。
映画を見たい、本を読みたい、絵を描きたい、詩を書きたい、そんなことが溢れて、溺れそうになりながら、土曜日は良く朝を迎えてしまう。
甘い誘惑は夜にいつもやってくる。
こちらに向かって 手招きする。
深い闇の中 「明日の朝の光などないよ」と囁く。
でも朝日が登ってしまう。くそったれと感じる。
何をしようか、今悩んでいる。
楽しみはたくさんある。
それに手を付けてしまったら、眠れないのだろう。
朝に寝て夕方に起きるのは、あまりにももったいなさすぎる。
夜は、多分家の外が静かだから好きだ。
24時間営業とかの店以外は、みんな閉まっている。
子供の頃から、深夜が好きだ。
そして、僕は誘惑に、いつまでも弱い。